薄付きのファンデーションの種類
「薄付きのファンデ―ションが好み」という方もいらっしゃると思いますが、最近では、マスクをすることを前提としてメイクするので、全体的にベースメイクは薄くて良いというようなニーズにもなっています。
”薄付きのファンデーション”と言っても、個々のファンデーションが薄付きかどうかというのは、人によって捉え方も違いますよね。
薄付きのベースメイクは、大きく2種類に分けることができます。
それは、”ファンデーションの中でも比較的薄付きなもの”と”スキンケア寄りのコスメに色がついているもの”の2種類です。
薄付きのファンデ―ション:ファンデーションの中でも比較的薄付きなもの
- ミネラルファンデーション
- 美容液ファンデーション
- BBクリーム
この3つに関しては、「お化粧している感があるもの」の中で、ナチュラルに仕上がるものになります。
いくら薄付きだからといって、素肌みたいに見えるものではなくて、ある程度カバー力も備えているものが良いという方にオススメです。
ミネラルファンデーション
ミネラルファンデーションとは、ファンデーションの主成分である鉱物のみで作られたファンデーションのことです。
ミネラルファンデーションのルース状のものは、ほとんどが素肌っぽい仕上がりになっています。
何度か重ねることでカバー力が上がりますが、しっかりカバーしても、厚塗りに見えにくいということがあります。
今は、ミネラルファンデーションのメーカーから、油分や水溶性の成分などが配合されていて、使用感もよく、カバー力が高いものも出ています。
そういったものの中には、薄付きではないものもありますので、仕上がりのカバー力を確認して購入されると良いです。
薄付きのルースタイプのミネラルファンデーション
美容液ファンデーション
美容液ファンデーションは、名前の通り、美容液成分を高配合したファンデーションのことです。
美容液ファンデーションは、美容成分が全体の成分の中の高い割合を占めるため、自ずとカバーする成分は少なくなります。
それ以外の方法でカバー力を上げてはいますが、どちらかというと、ツヤ感のある仕上がりになっています。
使うことで、肌に潤いを与えるため、肌自体のツヤ感もアップします。自然な肌を生かすような仕上がりが多いです。
ナチュラルな仕上がりの美容液ファンデーション
BBクリーム
BBクリームは、もともと、皮膚科の施術後の赤くなった肌をカバーし、保護するために作られました。
しっかりお化粧をするのが目的というわけではなかったので、ナチュラルな仕上がりのものが多くなっています。
また、最近では、ベースメイクの一つのカテゴリーとなっていて、”多機能”が特徴となっていますよね。
一つで、日焼け止めと化粧下地とファンデーションが済んでしまうのがBBクリームと捉えている方も多いと思います。
時短メイクで薄付きの物をお探しなら、BBクリームが合っています。
薄付きのBBクリーム
セザンヌ ミネラルカバーBBクリームの口コミ
使ってみて感じた特徴カバー力がしっかりだけど自然・潤い感も満足。乾燥肌でもしっとり・色が今どきな明るめになっている・購入おすすめ度: 5...
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薄付きのファンデーション:スキンケア寄りのコスメに色がついているもの
その他に薄付きなものとしてあげられるのは、日焼け止めや乳液に色が付いているようなものです。
- 色付きの化粧下地
- 色付きの日焼け止め
- CCクリーム
- ティント乳液
スキンケアに色を付けたようなものの特徴は、ファンデーションのような色はほとんど付かないので、カバー力はほぼないです。
なので、シミを目立たなくするのには向いていません。
くすみや色ムラなどを補正してくれるので、自分の肌にベールをかけたような感じで、”素肌が綺麗”というような仕上がりになります。
また、これらは、ファンデーションの下地として使えますし、UVケア効果のあるものも多く、日焼け止めとして使ったりもできます。
軽いメイク感も出せるので、どなたでも、1つ持っていると便利なものだと思います。
特に、マスク生活になってからは、こういった、素肌を活かすようなメイクが出来るもののニーズが多くなっています。
もともとスキンケアのため、石けんでオフできたり、お肌に負担が無いものとしても、注目されています。
色付きの化粧下地
化粧下地は、ファンデーションの下に重ねることで、カバー力をアップしたり、トーンアップしたり、くすみなどを飛ばしたりと、様々な効果のあるものがあります。
たいていは、白っぽい色でトーンアップする感じですが、ピンクや紫、黄色などの、カラーコントロールできるものもあります。
また、肌色に近いものも多いので、化粧下地のみでベースメイクをしていたことがある、という方も多いのではないでしょうか?
下地には、補正効果やフィット感アップの他に、保湿目的で使うものや、皮脂を抑制するものもありますよね。
化粧下地は、どちらかというと、こういった目的を持って使うものなので、ファンデーションとセットで使うというイメージがあります。
ですが、最近は、下地も日焼け止めの効果があるものが一般的になってきたため、単体でも、ベースメイク十分使えるものになってきました。
色付きの日焼け止め
色付きの日焼け止めは色付きの化粧下地と同じようなものと思われる方も多いと思います。
分けたのには理由がありまして、最近個の色付きの日焼け止めがとても人気が高いからです。
化粧下地には、保湿効果やフィット感を高めるもので、日焼け止め効果はない、というものも中には存在しています。
日焼け止めに下地効果を持たせ(保湿効果など)さらに、くすみや色ムラを補正したり、トーンアップしたりできるものが増えています。
日焼け止めが、今やスキンケアの一部として組み込まれてきましたから、日焼け止めに機能を追加するという発想が増えてきています。
もちろん、下地としても使えるものも多くなっています。
CCクリーム
CCクリームは、BBクリームの後に登場したベースメイクですが、ファンデ―ションよりも下地に近いものになっています。
肌の補正効果やカラーコントロール、日焼け止めといった機能持つ、多機能クリームです。
CCクリームは、下地のように目的を選んだりせず、素肌っぽいメイクをするなら、これ1本あればとりあえず完成、という便利さがあります。
肌のトーンアップや、赤みなど色ムラをぼかしたりする程度で、カバー力はほぼありません。
なので、上から色付きフェイスパウダーを使って毛穴やアラをぼかすような使い方をしている方が多いようです。
ティント乳液
ティント乳液というのは、聞いたことが無いという方もいらっしゃるかもしれません。
昔、BBやCCなど無かった時代に、素肌メイクをしたいという女性のために、「乳液っぽいものに色を付けた」というようなマイナーな商品でした。
今で言えば、多機能乳液とか、日焼け止め機能のある乳液というような感じです。
最近、マスク生活になってきて、色付き乳液というようなアイテムが増えてきているようです。
今までは下地+日焼け止め+色付きというようなアイテムが多かったですが、色付きの乳液はスキンケアまでできますから、さらに時短できます。
そして、単に時短だけではなく、「付けているとスキンケアにもなる」という効果の高さがウリになっているため人気が出始めています。
※ナチュラグラッセのメイクアップクリームは、厳密には乳液というスキンケアのカテゴリーではありません。どちらかというとCCクリームです。保湿美容液の効果も持ったオールインワンコスメとなっています。
まとめ
だいたい、どなたが使っても、”薄付きだ”と感じるのではないかと思われるベースメイクをご紹介してみました。
マスク生活が中心になって、CCクリームや下地、色付き多機能スキンケアコスメなど、注目されるものも変わってきています。
これからは、もっとお肌に栄養を与えながら、肌をきれいに見せてくれて、しかも時短になる、そんなベースメイクアイテムが増えてくるのではないでしょうか。
「しっかりカバーするようなメイクは好みじゃなかった」という女性にとっては、今の時代は、ベースメイクは選び放題になってきたのではないでしょうか。
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