こんにちは、コスメコンシェルジュのサトリです
今回は、コフレドールの「ビューティオーラ パクトUV」をご紹介します。
カネボウ曰く・・・
肌の質感は時代とともに変化していて、2010年頃からは、素肌っぽさを重視する傾向が続いているのだそうです。
そんな変化に対応したアイテムを、チェックしてみたいと思います。
商品のキャッチコピーは、
毛穴も色ムラも、ヌーディにカバー。
自然なハイライト効果を頬や鼻すじにもたらし、肌全体が透明感のある仕上がりへ
肌のくすみも毛穴も均一にカバーするのに、うっとりするほど透明感のある肌に仕上げます。
となっています。
商品詳細
9.5g SPF26/PA++ 全7色 2,800円 。
色見本は、下の画像のとおりです。
今回選んだ色は、【オークル-C】です。
メーカーによる商品説明をまとめてみます。
- 最近では、チークや口元の血色感が淡くなってきていて、より肌の質感に視線が集まるようになっている。
- 人は、目の下(頬)の三角ゾーンで肌の美しさを判断、この三角ゾーンの肌を整え、キレイな肌に見えることが開発のポイント。
- 頬や鼻すじ、額などがふわりと光るハイライト効果で、肌全体の明るさと透明感を演出。
- パウダーを、高濃度シリコン皮膜でコーティング、汗や皮脂によって色が変わりにくく、時間が経ってもくすまない。
- 年間使用できるタイプ。
- 肌を均一に見せ、毛穴や小じわをぼかし、柔らかな質感に見せるパウダーと肌の高いところにはっきりとした明るさをもたらすパウダー2つのパウダーを組み合わせている。
ファーストインプレッション
パウダーファンデーションなので、セミマットな仕上がりになっています。
ツヤというか、顔の高い部分が光る仕組みで、自然な陰影をつけようという狙いのようです。
確かにパウダーファンデーションの欠点は、パウダーを塗りこんでいくと、全体的にのっぺりとした仕上がりになってしまうところですね。
付け方にコツがあるとは思うんですが・・・
なんとなくみんな塗りこんでいるんで、のぺっとした感じが厚塗り感をもたらしてしまうんですよね。
お手軽で持ち運びできて便利なパウダーファンデーションに改善するためには、そのへんと、潤い感あたりになってくるんでしょう。
使ってみた感想
“ビューティオーラ”とは、よく付けたネーミングですねぇ。
ヴェールとするかオーラとするか、肌に纏いたいとしたら、そんな感じですよね。
その名の通り、全体的にぱっと明るくなるような仕上がりになったような印象です。
ですので、いつも使っているオークルCだと、少し白いかもれないな、という感じがします。
ビフォーアフターは、こんな感じになりました。
before
after
ふんわりとした仕上がりで、全体的にナチュラルです。
シミとかは、あまりカバーできない印象です。
何度か重ねましたが、素肌が透けてる感じがします。
好みが分かれるとは思うんですが、こういう感触のファンデって、カネボウでないと味わえない感じなんですよね。
ルナソルもそうですが、カネボウの粉系はなかなか微妙にやってるという印象があります。
日本人じゃなきゃ分かりづらいような「妙」まで、出してきていると思います。(ホントか?)
資生堂の方が、もう少しわかりやすいカバー力を出しています。
なので、資生堂の方がいわゆるファンデっぽくって、カバー感もしっかりある感じがします。
ただ、個人的には、この手の微妙な味わいのあるファンデは好きです。
ファンデーションは、あくまで顔全体の印象をつくるものだと思います。
シミを消せたら当然いいのでしょうが、それは他のアイテムの仕事って感じがするわけです。
妙なファンデを使い、妙なコンシーラーを重ね、妙な口紅を塗る・・・
そんな積み重ねが、女性の神秘になっていく気がするんです。
そういう意味では、「オーラ」という言葉がピッタリな気がするファンデです。
コフレドールのパウダーファンデーションは、今までは、40代くらいが使うと表面だけ整う感じでした。
それで、かえって内側の衰えが表面化してくるような仕上がりだったんですが・・・
ここに来て、やっと「40代くらいでも使えるかな」って感じがしてきました。
ちょっと難があるとすれば、「年中使える」とされているんですけど、少し乾燥するところです。
軽いスキンケアだと、肌がつっぱるような感じがします。
しっかり保湿ケアして、しっかりシミを消して、それでこのコンパクトを使うということであれば、
せっかく簡単に手軽に使えるパウダーファンデーションの意味がなくなってしまうかもです。