こんにちは、コスメコンシェルジュ(化粧品検定1級)のsatoriです。
今日紹介するファンデーションは、ランコムのタンイドル ウルトラ ウェア リキッドです。
「タンイドル ウルトラ ウェア リキッド」は、国内最大の口コミサイト@コスメの、昨年のベストコスメ・リキッドファンデ部門で昨年第1位になったリキッドファンデーションです。

どこが人気かというと、やっぱり「高カバー」というところのようです。
しかも、化粧崩れが少なく、さらに軽い付け心地であるという特徴があり、長期間総合1位になるほどの人気ぶりです。
ランコムのファンデってなぜこんなに人気があるのでしょうか?
タンイドル ウルトラ ウェア リキッドの口コミを見ていると、「カバー力があるのかないのか」、「崩れやすいかそうでもないか」……
そんなところがみなさん気になっているようですので、カバー力と崩れにくさを中心に口コミしていこうと思います!
\記事の内容を動画にしてみました/
タンイドル ウルトラ ウェア リキッドの特徴
メーカーサイトなどの情報から、アイテムの特徴をカンタンにまとめてみました。
- 毛穴を隠す球状パウダーが肌の上で整列するように密着し、自然なカバー力がある
- 肌に塗布した瞬間にネット上の化粧膜(ウルトラネットテクノロジー)を肌の上に形成、表情の動きにも対応し崩れにくい
- 皮脂吸収パウダー配合のウルトラネットテクノロジーにより化粧崩れを防止
- ウルトラネットテクノロジーにより通気性がよく厚塗り感のなさを実現
- 30ml・6,000円・全14色・SPF23/PA++
液はさらっとしていますが、指で伸ばすと少し引っかかりがある感じです。
容器はポンプ式です。
タンイドル ウルトラ ウェア リキッドのカバー力は高い?
使ってみて思ったのが、「ダブルウェアに似ている」ということです。
カバー力もあり、素肌っぽさもある。
ただ、ダブルウェアのしっかりしたカバー力とも少し違う所があります。

使ってみて感じたのは、「タンイドル ウルトラ ウェア リキッドは、カバー力より、補正力がかなり高い」ことです。
補正力とは、「肌トーンアップしたり、肌色を均一に整えることで、肌のアラを消し、自然なツヤや透明感を出す」ということです。
補正力があれば、そこそこ肌はキレイに見えやすくなります。
タンイドル ウルトラ ウェア リキッドは、どちらかというとナチュラル系で、カバー力もそこそこある、という感じがしました。
平均したらカバー力は上と言えますが、ダブルウェアとかフローレスフィットのようにしっかりしたものとも、少し違っている感じがします。
それで、前々から思っていましたが、たぶん、ランコムはこの辺がボーダーラインと思っているのじゃないかと思います。
まぁ、「ヌケ感」というような感じを演出しているんじゃないかなと思うわけです。
「たとえ厚塗りしても厚塗りにはさせないわよ」みたいな感じですね。
伸ばしづらいところがあるので、スポンジを使いましたが、シミが目立つ部分は指で乗せる方がカバー力が上がって良いと思います。
タンイドル ウルトラ ウェア リキッドは崩れにくい?
「崩れにくいか」と聞かれると、「微妙かな」と思ってしまいます。
ですが、平均以上の崩れにくさはあると思います。
フィット感はあるので、”崩れる”という感じとは少し違いますが、お昼を過ぎる頃に、鏡を見ると、若干シミが目立っていました。
付けた直後はいい感じに仕上がった感がありますが、「つけたて」の状態はあまり続かない感じがするのです。
ヨレるなどの崩れやすさを感じる方は、下地などに密着力の高いものを選ぶと良さそうですね。
逆に言うと、付けた直後の仕上がりが良すぎるのかも(;^ω^)
タンイドル ウルトラ ウェア リキッドの色
タンイドル ウルトラ ウェア リキッドの色が全体的に明るいようです。
カラーチャートは、こんな感じです。
【BO-02】は標準色なので、全体の中ではそれほど明るい色ではありません。
ですが、ダブルウェアのボーンと比べてみると、ボーンよりも若干明るい感じがします。
ダブルウェアのボーンはけっこう明るめの色です。

ダブルウェアのカラーチャート
それで、ランコムの【BO-02】という標準色が、とても明るい方だということが分かりました。
シミが透けて見えてしまう原因は、色が明るすぎることも一因にあるかもしれません。
タンイドル ウルトラ ウェア リキッドを使ってみた感想
ダブルウェア似のカバー力も補正力もあるファンデ
このアイテムを使ってみて、もう「素肌っぽい」肌の時代じゃないんだと分かりました。
まぁ、実際、素肌っぽい⇒カバー力⇒素肌っぽい、を、繰り返しているのだとは思いますが(;^ω^)
一時期、「これは買う意味あるのかな?」と思ってしまうような、素肌を生かしたようなファンデが人気でした。
ですが、そんな中でも、いつでも口コミで上位に君臨していたのがエスティローダーのダブルウェアです。

今では、ファンデーションは全体的にダブルウェアに寄っているような気がします。
やっぱり、カバー力がありシミなどアラを見えなくしてくれる、そういうファンデは強い支持層がいるんですね。
華やかな感じの肌を演出
実際にタンイドル ウルトラ ウェア リキッドを使ってみた感想としては、カバー力よりも、補正力がかなり多めな印象です。
レフ板を使って光を反射したようなフワッと明るい肌になれます。
華やかな感じの肌になれるので、ちょっとした上質感を味わうことができます。
ワンランク上な感じと申しましょうか、単純にカバーされているだけじゃないニュアンスが気分を上げてくれます。

イメージ
カバー力もツヤ感もありの作りこんだ肌が、タンイドル ウルトラ ウェア リキッド1個でできちゃうような感じです。
上でもすでに書きましたが、標準色を買ったらかなり明るい色でした。
それも狙ってのことだと思いますが、華やかさは出るが、明るさ故にカバー力は少し下がり気味です。

個人的にはちょうどいいくらいですが、シミが見えなくなっていたら、もっとテンション上がるかもと思いました。
他の補正力が強いファンデ
同じような、補正力が強いファンデとして、「薬用クリアエステヴェール」があります。
タンイドル ウルトラ ウェア リキッドは、特に乾燥するとかは感じませんが、クリアエステヴェールの方が潤い力は高く、時間とともに肌にハリを感じられたりするので、つい使いたくなるファンデです。
とは言え、タンイドル ウルトラ ウェア リキッドは、なんとなく高級感のあるファンデを使っているという気分も手助けになって、満足感は高いファンデーションだとは思いました。
ビフォーアフター
ビフォーアフターは、こんな感じになりました。
仕上がりはセミマットな雰囲気なんですが、写真で見ると少しツヤなんかを感じるところが、いろいろ考えられてるという印象です。
まとめ
- カバー力より、補正力がかなり高く、華やかで上質な肌になれる。
- カバー力は、それほど高くない(シミは隠せない)。
- ヨレやムラになるなどの崩れはないものの、「つけたて」の良さはあまり持続しない。
- エスティローダーのダブルウェアに似ているが、ダブルウェアよりももう少し素肌っぽい感じ。
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